巻き縫いの話。

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今日、巻き縫いについてお客様からのお問い合わせがありました、もちろんBNTのパンツなんですが
「裾の裏側のステッチがほつれてほつれてしまった。」 と言うもので、見せていただいたら確かに擦り切れていました。
巻き縫いというのは前にもブログで紹介させて頂いたようにミシンの中では一番技術のいるミシンで
パンツの工場さんの会話などには、「うちの巻きは抜群に手が良いからなー」と巻きを自慢するほどパンツの顔となる工程なんです、
普通は3枚の重なりにステッチがかかるんですが、巻きというのは生地が 指相撲をする時手を組むように4枚重ねて
2本ステッチをかけてあるんです。そのため洗った後左写真のように巻きならではの立体感が出てパンツに表情が生まれます。
4枚重ねなのでGパンノの後ろ中心や山ハギなど摩擦が多い所の強度を増すための縫いなんですが、
ステッチの裏側はカン縫い(チェーンステッチ)になっていてほつれ易いんです。 ><; 
普通肌に当たっているだけなら何の問題も無いのですが、今回の場合は裾をロールUPしてはかれていた結果のようで、
UPした裾の内側がすれてステッチが切れてしまったようです。この現実を前にパタンナーを初め一同「ふ~。」
それぞれ親の視点で、「それはそーよな、ロールUP してはかすよな~。」 改めて子供服メーカーの視点で考えて、
「丈夫なBNTパンツいつもをガンガンはいて元気にあそんでね。」と今も思っているんですがチェーンステッチ?
これはどう解釈すれば良いのか、パンツ屋としては見せ所だし、子供服屋としてもカッコイイのが良いし、
でもすりきれちゃね~。 見せることが優先して良いのか、細部に至るまで子どもさんの全てのシチュエーション想定して作るべきなのか、
もちろん、子ども服だと言う事で作っているのですが、展示会前に考えさせて頂く機会をもらいました。
今回の展示会でも内側を巻いたパンツを出しているのですが、    ゴメンナサイ! 続きは後で・・・・・
by bovis | 2011-02-25 18:56 | 日記
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